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Some Girls [Rolling Stones]

「Some Girls」のDeluxe Editionが11月29日に発売される。ボーナス曲も入るそうだが、当時のテープに現在のMickがボーカルを入れてるそうだ。「Exile On Main St.」のボーナス曲もMickによる同様の作業が入っているが、その作業への評価は分かれるだろう。ところで・・・俺の好きな「Emotional Resque」「Undercover」もちゃんとDeluxeで出してくるのだろうか。じゃないとCD棚に収まりが悪いだろう。寺田編集長のいないレココレもちゃんと特集を組むのだろうか心配である。
「Some Girl」だがSex Pistolsの77年アルバムデビューを受け、Punkとディスコ旋風が吹き荒れる最中の77年に録音され、78年に発売されたアルバム。(Billboard誌でTop 1)Stones流Punkへ接近と言われるが、そんなに単純な作品ではない。前作までのゲストプレーヤーを排し、5人のバンドで出来る表現を試みたという意味ではPunkの影響は大きい。実際Punkのように性急な曲調もあるが、特に出来がいいとは言えない。MickがStonesの70年代を代表する曲と発言しているように"Miss You"のようにディスコ調もあれば、Punk、ゴスペル、カントリーの要素、Curtis Mayfield流のソウルもあれば、Motownのカバーなんてのもある。このアルバムの魅力はヒット曲"Miss You"の収録アルバムと言う事では寂しい。黒も白もひっくるめベクトルの違う音楽的流行を咀嚼し、Stones流に吐き出す雑食性が、特にこのアルバムでは顕著であり、とっ散らかる寸前の多彩な音楽表現が、ジャケットで表現されるようにゴシップ誌のようなスキャンダラスで猥雑な「臭味」「色彩」で纏めている所にあるだろう。
1. "Miss You" 4:48
2. "When the Whip Comes Down" 4:20
3. "Just My Imagination (Running Away with Me)" (Norman Whitfield/Barrett Strong) 4:38
4. "Some Girls" 4:36
5. "Lies" 3:11
6. "Far Away Eyes" 4:24
7. "Respectable" 3:06
8. "Before They Make Me Run" 3:25
9. "Beast of Burden" 4:25
10. "Shattered"
1. "Miss You"
アルバムに先駆けシングカット。Billbord No.1に輝く名曲。そもそも曲想と四打ちリズムはBilly Prestonとのジャムから発展したとの事。ドラムもベースのグルーブも最高なディスコ調だが、2本のギターの絡みはStones流儀。シカゴのブルースマン Sugar Blueのハーモニカ、黒くない元King CrimsonのMel Collins のサックスソロ、適度なゲストの参加により、Stonesの新生面を切り開く名曲となった。だが主役はMick!。「プエルトリコ娘が死ぬほどお前に会いたがってるぜ・・・」なんて台詞を交え、白人らしく"Miss You"と迫るMickが歌いっぷりがなければ、この曲は成立しない。黒っぽい咽のSteve Marriottが歌う"Miss You"なんて想像がつかないだろう。韻の踏みで「Some Girls」の収録の行われたN.Y.と巴里の夜を想像させる。".....Bring a case of wine"なんて歌詞もある。2. "When the Whip Comes Down"
ギターがうねるハードロック。Suking in 70sに収録されたライブバージョンもいい。歌詞で歌われてるのはゲイの事。当時Stonesのメンバーの大半はN.Y.住まい。頽廃やSM、同性愛、女装なんてヴェルベット・アンダーグランドから伝統の要素が歌詞からは見受けられる。
3. "Just My Imagination (Running Away with Me)" (Norman Whitfield/Barrett Strong) 4:38
Motownによる The Temptationsのヒット曲のカバー。タイトルの通り想像の世界で彼女を夢想し浮遊するかのような The Temptationのオリジナルが素晴らしい。Stonesはジェントルなオリジナル構わず、ギターが鳴り響くなロックにしてしまった。ミディアムなテンポは気持ちいし、コーラスも男臭くよい。ギターが少々うるさいが難点。気持ちよさはあるけどね。テンプスのオリジナルがいいよ。4. "Some Girls"
アルバムのタイトル曲だが、私はまだ消化できず苦手な曲である。ハープがリードする中のったり進行するしぶとさはいいが、サビの"gimme all you money......" メロディがもいまいち好みに合わず。余談になるが、Robert PalmarやRod Stewartのカバーでヒットした"Some Guys Have All the Luck"と関連性はあるのかしら。ブリティシュR&B/ロッカーのディスコ寄りの曲ではRobert Palmarの"Some Guys...."が一番好きである。5. "Lies"
特に歌詞に深みもないが、Punkだね。Punkのような反体制的な政治色などなく、女の嘘への不満を吐き出すだけ。Punkのスタイルを真似てみました的な曲。こういう曲を入れたかったのだろう。時代への事情を感じてしまう。
6. "Far Away Eyes"
この曲はゴスペルカントリーかな。ミックがアメリカ南部のアクセントで語りを交えカントリー調に歌いこむ。「落ち込んだ時には、遠い目をした少女に会うのさ」と言うだけあって癒しの欲しい時に聞くと効果的。78年にはライブでも演奏していて海賊版で聞ける。演奏も非常にいい。
2011-05-27
17歳の地図 - 尾崎豊

Bruce Springsteeenの影響も露わな尾崎豊のデビュー曲。高校3年生の夏休みによく聴いた。歌詞にあまり共感する所はないが、10代の不満や閉塞感をドライブ感あふれるロックに仕上げる様は、ロックの原点を見る様で素直に素晴らしい。40歳を過ぎた今では、"I Love You"を聴いたり歌ったりするのは気が引けるが、この曲は今も聴きたくなる名曲。
Jampin' Jack Boy - Wands

ずぶん前にミズノのサーモスタットスキーウェアのプロモビデオで使われていた。Stonesの"Jumpin' Jack Flash"を引用したタイトルだけでニヤリとしてしまう。曲も十分にカッコよく、ドライブ感あふれる曲調は気持ちいい。スキーで滑走するシーンによくマッチしていた。Wandsの曲は中山美保が歌った"世界中の誰より"のようなバラード系の曲がいいけど、ロック感溢れるこの曲がベスト。
何処へ - クリスタルキング

「大都会」は名曲。北斗の拳「愛をとりもどせ!!」も忘れられない曲。なにげにクリスタルキングは好きなグループだった。この曲はアルバム収録曲でシングカットはされてないはず。Chicagoのようなポップなブラスロックで、聴いててとても気持ちがよい。

Bruce Springsteeenの影響も露わな尾崎豊のデビュー曲。高校3年生の夏休みによく聴いた。歌詞にあまり共感する所はないが、10代の不満や閉塞感をドライブ感あふれるロックに仕上げる様は、ロックの原点を見る様で素直に素晴らしい。40歳を過ぎた今では、"I Love You"を聴いたり歌ったりするのは気が引けるが、この曲は今も聴きたくなる名曲。
Jampin' Jack Boy - Wands

ずぶん前にミズノのサーモスタットスキーウェアのプロモビデオで使われていた。Stonesの"Jumpin' Jack Flash"を引用したタイトルだけでニヤリとしてしまう。曲も十分にカッコよく、ドライブ感あふれる曲調は気持ちいい。スキーで滑走するシーンによくマッチしていた。Wandsの曲は中山美保が歌った"世界中の誰より"のようなバラード系の曲がいいけど、ロック感溢れるこの曲がベスト。
何処へ - クリスタルキング

「大都会」は名曲。北斗の拳「愛をとりもどせ!!」も忘れられない曲。なにげにクリスタルキングは好きなグループだった。この曲はアルバム収録曲でシングカットはされてないはず。Chicagoのようなポップなブラスロックで、聴いててとても気持ちがよい。
Slide On This - Ronnie Wood [Ronnie Wood]
Slide On This

「Slide On This」は前作「1234」以後11年ぶりのソロアルバムで1992年のリリース。当時私が
サラリーマン時代に今はなき六本木のWAVEで買ったのが懐かしい。「I Feel Like Playing」を聴いた後に思うのは、この作品もまた違った質感でいいアルバムである事。現行のCDジャケはつまらなくなってしまったね。
1. Somebody Else Might
2. Testify
3. Ain't Rock N' Roll
4. Josephine
5. Knock Your Teeth Out
6. Ragtime Annie (Lillie's Bordello)
7. Must Be Love
8. Fear For Your Future
9. Show Me
10. Always Wanted More
11. Thinkin'
12. Like It
13. Breathe On Me
1. Somebody Else Might
アルバムタイトル通りにスライドがスライドするミディアムでファンキーな曲からスタート。このアルバムで共同プロデューサを務めるBernard Fowlerの資質のR&Bやファンクに触発されのだろう。一聴して思ったのはこの曲はBob Dylanの"Gotta Serve Somebody"だなと。Dylanのこの曲はDylan流のゴスペルだが、Ronnieのこの曲はもっとR&Bよりでクール。無気味に囁くBernard Fowlerのコーラスワークが怪しさを醸し出す。かつてこういう曲調にスライドギターがねっとり絡む曲があっただろうか。良い曲です。U2のEdgeがギターで参加。何処にいるのだろう。
2. Testify
Parliament によるヒット曲のカバー。(QueenのRoger Taylorもソロシングルでカバー)一曲目の怪しい雰囲気を継承しているが、スライドはなし。原曲に比べ少々重心を落とし、粘るファンクになったため、Ronnieの声も余裕があり、しゃがれ声の魅力がストレートに伝わる。Ronnieの声質は黒っぽくはないので、英国流の白人R&B、ファンクとしてはまあいい線だ。ボーカルコンディションは悪いがSlashの参加した還暦祝いのコンサート「Far East Man」(DVD)の収録版も悪くない。
3. Ain't Rock N' Roll
乾いたドラムがクールなロックンロールだが、ロックンロールにしては構成するアンサンブルが何か変。BernardがメインでボーカルでRonnieはハモリ程度。Ronnieは後半ラップなのかパンクなのか分からないシャウトをかます。サックスとギターによる間奏もフレーズが短く、アンサンブルの空間を楽しんでくれとの事かな。
4. Josephine
当時の嫁さんをタイトルにした曲。ごつごつしたStonesの影響を感じさせるリフのロック。る。ドゥーワップぽいコーラスやシンセストリングスの装飾は凝ってるけど、ギターリフの切れの良さを差し引いても少々単調かな。Ronnieのボーカルは溌剌としていいが、嫁さんの名前を連呼するサビは素直に共感できないな~。Ronnieの嫁とはいえ所詮他人の奥さんだからね。
5. Knock Your Teeth Out
"Ain't Rock N' Roll"と違いこちらは素直にロックンロール。左右に分かれたギターのアンサンブルは「Emotional Resque」を思わせる。深みはないけど、ああロックを聴いてると安心する曲。タイトルからして攻撃的でいい。どうやって飯を食うのかい?これからお前の歯をへし折ってやるのに.....てJoの事?
6. Ragtime Annie (Lillie's Bordello)
アイリッシュ?StonesやRonnieのファンが普段聞かない音楽を聞かせてくれるのがRonnieのファンとしてうれしい。最近Richard Thompsonを数曲を聴きトラッドに興味をもった。
7. Must Be Love
クラプトンが作品をカバーしたことで知られるJerry Williamsの作品。他の曲と比べてしまうといまいち。
8. Fear For Your Future
Bobby Womacのプロデュースした2ndソロを思わせるソウルな曲が登場。"If you don't want my love...."と始まりそう。ギターのフレーズもなんとなくかつてソウルを彷彿とさせる。久々に聞いたら良い曲。娘が参加。娘の未来を憂う気持ち。
9. Show Me
2曲目のJerry Williamsの作。80年代のStonesを思わせる引き締まったロックンロール。リズムとギター1本のとてもシンプルな作りなのに、こんなにかっこいい曲になってしまう。これはRonnieならではのマジックでしょう。
10. Always Wanted More
Def LeppardのJoe Elliott が歌いだす。これもアイリッシュルーツを感じさせる曲だ。購入した時にはほぼ無視していたけど、前述のRichard Thompsonのトラッドな曲を聞きかじった後には、この曲の良さが素直に伝わってくる。当時はDef Leppardなんて聞いてなかったし。(今はよく聞きます)
11. Thinkin'
都会的なR&Bかな。主役はBernard Fowler。ソロアルバムでやって欲しい。
12. Like It
ピンボールのショット音から。という事はFacesのラストシングル"Pool Hall Richard"の続きなのか?Hothouse Flowersがバンドで参加した性急な一曲。クールな音像だけどFacesにも通じる展開とRonnieらしいスライドのグリグリした感じがうれしい一曲。Ronnieのボーカルはヤンチャな感じでいい。後半のボーカルのアドリブとギターがカオスに突入する感じもいい。
13. Breathe On Me
このアルバムの隠れ名曲はこれで決まり。キースとハモった2ndソロのセルフカバー。今回はピアノとアコギによる弾き語りだけど、年輪を感じさせる渋い声で聞かせてくれる。

「Slide On This」は前作「1234」以後11年ぶりのソロアルバムで1992年のリリース。当時私が
サラリーマン時代に今はなき六本木のWAVEで買ったのが懐かしい。「I Feel Like Playing」を聴いた後に思うのは、この作品もまた違った質感でいいアルバムである事。現行のCDジャケはつまらなくなってしまったね。
1. Somebody Else Might
2. Testify
3. Ain't Rock N' Roll
4. Josephine
5. Knock Your Teeth Out
6. Ragtime Annie (Lillie's Bordello)
7. Must Be Love
8. Fear For Your Future
9. Show Me
10. Always Wanted More
11. Thinkin'
12. Like It
13. Breathe On Me
1. Somebody Else Might
アルバムタイトル通りにスライドがスライドするミディアムでファンキーな曲からスタート。このアルバムで共同プロデューサを務めるBernard Fowlerの資質のR&Bやファンクに触発されのだろう。一聴して思ったのはこの曲はBob Dylanの"Gotta Serve Somebody"だなと。Dylanのこの曲はDylan流のゴスペルだが、Ronnieのこの曲はもっとR&Bよりでクール。無気味に囁くBernard Fowlerのコーラスワークが怪しさを醸し出す。かつてこういう曲調にスライドギターがねっとり絡む曲があっただろうか。良い曲です。U2のEdgeがギターで参加。何処にいるのだろう。
2. Testify
Parliament によるヒット曲のカバー。(QueenのRoger Taylorもソロシングルでカバー)一曲目の怪しい雰囲気を継承しているが、スライドはなし。原曲に比べ少々重心を落とし、粘るファンクになったため、Ronnieの声も余裕があり、しゃがれ声の魅力がストレートに伝わる。Ronnieの声質は黒っぽくはないので、英国流の白人R&B、ファンクとしてはまあいい線だ。ボーカルコンディションは悪いがSlashの参加した還暦祝いのコンサート「Far East Man」(DVD)の収録版も悪くない。
3. Ain't Rock N' Roll
乾いたドラムがクールなロックンロールだが、ロックンロールにしては構成するアンサンブルが何か変。BernardがメインでボーカルでRonnieはハモリ程度。Ronnieは後半ラップなのかパンクなのか分からないシャウトをかます。サックスとギターによる間奏もフレーズが短く、アンサンブルの空間を楽しんでくれとの事かな。
4. Josephine
当時の嫁さんをタイトルにした曲。ごつごつしたStonesの影響を感じさせるリフのロック。る。ドゥーワップぽいコーラスやシンセストリングスの装飾は凝ってるけど、ギターリフの切れの良さを差し引いても少々単調かな。Ronnieのボーカルは溌剌としていいが、嫁さんの名前を連呼するサビは素直に共感できないな~。Ronnieの嫁とはいえ所詮他人の奥さんだからね。
5. Knock Your Teeth Out
"Ain't Rock N' Roll"と違いこちらは素直にロックンロール。左右に分かれたギターのアンサンブルは「Emotional Resque」を思わせる。深みはないけど、ああロックを聴いてると安心する曲。タイトルからして攻撃的でいい。どうやって飯を食うのかい?これからお前の歯をへし折ってやるのに.....てJoの事?
6. Ragtime Annie (Lillie's Bordello)
アイリッシュ?StonesやRonnieのファンが普段聞かない音楽を聞かせてくれるのがRonnieのファンとしてうれしい。最近Richard Thompsonを数曲を聴きトラッドに興味をもった。
7. Must Be Love
クラプトンが作品をカバーしたことで知られるJerry Williamsの作品。他の曲と比べてしまうといまいち。
8. Fear For Your Future
Bobby Womacのプロデュースした2ndソロを思わせるソウルな曲が登場。"If you don't want my love...."と始まりそう。ギターのフレーズもなんとなくかつてソウルを彷彿とさせる。久々に聞いたら良い曲。娘が参加。娘の未来を憂う気持ち。
9. Show Me
2曲目のJerry Williamsの作。80年代のStonesを思わせる引き締まったロックンロール。リズムとギター1本のとてもシンプルな作りなのに、こんなにかっこいい曲になってしまう。これはRonnieならではのマジックでしょう。
10. Always Wanted More
Def LeppardのJoe Elliott が歌いだす。これもアイリッシュルーツを感じさせる曲だ。購入した時にはほぼ無視していたけど、前述のRichard Thompsonのトラッドな曲を聞きかじった後には、この曲の良さが素直に伝わってくる。当時はDef Leppardなんて聞いてなかったし。(今はよく聞きます)
11. Thinkin'
都会的なR&Bかな。主役はBernard Fowler。ソロアルバムでやって欲しい。
12. Like It
ピンボールのショット音から。という事はFacesのラストシングル"Pool Hall Richard"の続きなのか?Hothouse Flowersがバンドで参加した性急な一曲。クールな音像だけどFacesにも通じる展開とRonnieらしいスライドのグリグリした感じがうれしい一曲。Ronnieのボーカルはヤンチャな感じでいい。後半のボーカルのアドリブとギターがカオスに突入する感じもいい。
13. Breathe On Me
このアルバムの隠れ名曲はこれで決まり。キースとハモった2ndソロのセルフカバー。今回はピアノとアコギによる弾き語りだけど、年輪を感じさせる渋い声で聞かせてくれる。
I Feel Like Playing - Ronnie Wood [Ronnie Wood]
I Feel Like Playing

発売からずいぶんたちますがRonnieの新作です。一聴してあまりキャッチーな曲が無いなと思ったが、シンプルだけど結構重厚な作りでRonnieのルーツや今を感じさせるバラエティに富んだいい作品だと分かった。
今回Ronnieの新作について書く気になったのはBen Watersの「Boogie 4 Stu」でBig Maceoの"Warried Life Blues"を聴いたから。この曲ではRonnieとKeithがボーカルを分け合っているが、元々はRonnieがボーカルもギターも全て演奏したらしい。しばらく後にKeithがBenになんで俺に"Warried Life Blues"を演らせなかったのかと言ったそうだ。それでKeithのボーカルを追加で収録し、RonnieとKeithがボーカルを分け合うミックスになったとの事。Ronnieは納得してるのかしらね?とはいえRonnieがフルに歌うバージョンを聴きたい。それ程Ronnieの渋い噛みしめる声が良かった。Keithのバージョンも聞きたいけどね。ちなみに近年CD化された79年のThe New Barbariansのライブでも同曲を取り上げているが、そこではKeithがメインボーカル。Keithが文句をつけるのもわかる。
1. Why You Wanna Go And Do A Thing Like That For
(Ronnie Wood , Additional music : Kris Kristofferson)
カントリー畑のシンガーソングライターで俳優でもあるKris Kristofferson が詩作で協力している。(映画「Blade」シリーズのビッコの老いぼれ爺役がハマってた)穏やかなスライドギターによる、どことなくジョージ・ハリソン(ジェフ・リン色のない)を思わせるバラード。デモ録音のような弾き語りかと思いきや豪華メンツが渋くバッキングを務め、作りも思った以上に重厚で聴くほどに味わいが増す。Ronnieの深みのある声もその要因だが、Ivan Nevilleのキーボードがきめ細かく深みを演出している。レッチリのFleaはアルコール依存症のリハビリ仲間だそうだ。ギターソロはSlashに譲ったかな。今のRonnieの豪華人脈がまぶしい。改めて見直した。
Ronnie Wood vocals, guitar
Flea bass
Jim Keltner drums
Slash guitars
Ivan Neville keyboards
2. Sweetness My Weakness
(Ronnie Wood , Bernard Fowler)
ストーンズ流にリズムもギターもずっしり重いレゲエ。このドラムはアベレージホワイトバンドか。自身の還暦祝いのコンサートで"Hey Negrita"をレゲエアレンジで演奏してたけど、Ronnieの歌うレゲエはありそうでなかったからうれしい一曲。含蓄は多そうだが、甘さは俺の短所だって。当時のガールフレンドとのスキャンダルまみれだったRonnieならではのタイトル。なかなかのエロさ加減。いい曲です。
Ronnie Wood vocals, guitar, keyboards
Bernard Fowler backing vocals
Darryl Jones bass
Steve Ferrone drums
Slash guitar
3. Lucky Man
(Ronnie Wood , Paul Hyde , Bob Rock , Eddie Vedder)
バラード、レゲエに続いてロックぽい一曲が登場。ボーカルも好調だし、ギターの重ねもストーンズ流でカッコよく決まっている。"Sweetness My Weakness"と共に好きな曲。Bobby Womacもバッキングボーカルか。残念ながら存在感ないな~。作詩で手を借りてるのはAerosmithやMotley Crueのプロデュースで知られるBob Rock。残念ながらもう一人は私の苦手なパールジャムのEddie。(声が苦手)60年代からBairds/Creation~Jeff Beck G.~Faces~Stonesとエリート街道を歩み、今こうして仲間に囲まれ生きている事を喜んでいるそうだ。ソロアーティストとしても素晴らしい作品を残してきたRonnieに実力や努力があったのは間違いないが、仲間に支えられラッキーだったよねとの事。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler, Bobby Womack & Blondie Chapin backing vocals
Darryl Jones bass
Jim Keltner drums
Bob Rock guitar
Ian McLagan keyboards
4. I Gotta See
(Ronnie Wood , Bernard Fowler)
Stonesの"I Got The Blues"を思わせるメンフィスR&Bかな。ZZ TopのBilly Gibbonsがギターで参加しているが、フレーズ的にもあまり存在感はない。でも切なくしっとりといい曲です。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler vocals
Kris Kristofferson backing vocals
Flea bass
Jim Keltner drums
Billy Gibbons guitar
Ivan Neville keyboards
5. Thing About You
(Ronnie Wood , Billy Gibbons)
引き続きZZ TopのBilly Gibbonsが参加。リフで押す曲調はZZ Topぽいが、途中のルーズなハモリの転調はStones的で結構カッコいい。ZZ Topではありえない2本のギターの絡みや、Gibbonsの特徴的な音色とRonnieのギターバトルは後半になるにつれ暴れだし面白い。出だしの単調さからはつまらん曲かと思いきや結構気に入った。おっさんビーチボーイズのような控えめな"デュワデュワ"というコーラスはBobbyとBlondie。
Ronnie Wood vocals, guitar, bass
Bernard Fowler, Bobby Womack & Blondie Chapin backing vocals
Steve Ferrone drums
Billy Gibbons guitar
6. Catch You
(Paul Hyde , Bob Rock , Ronnie Wood, Bernard Fowler)
Bernardとのデュオのようだが、60年代頃のコーラスグループを思わせるこれはモータウンかな。モータウンぽくないのは、ホーンズの不在と乾いたスライドギターのリード。Ronnieも凄く丁寧に歌っている。前作でもモータウンの"Leavin' Here"、「Slide On This Live」のボーナス曲でも"Really Got A Hold On Me"をカバーしている。いい演奏です。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler background vocals
Darryl Jones bass
Jim Keltner drums
Bob Rock guitar
Ian McLagan keyboards
7. Spoonful
(Willie Dixson , Additional music : Ronnie Wood , Bernard Fowler)
あのHouse Of Bluesで録音。今回のアルバムセッション最初の曲らしい。Howlin Wolf 原曲のブルースのスタンダードでCreamでお馴染みの"Spoonful"とはね。Wolf の原曲はもちろんいいが、Wolf、Mudy、 Boの3巨頭がけんか腰で共演したバージョンが最高。Bernard のサポートボーカルが入ってブルースロックになったRonnieのバージョンも悪くない。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler vocals
Flea bass
Jim Keltner drums
Slash guitar
Ivan Neville keyboards
8. I Don't Think So (Ronnie Wood)
Ronnie単独の作曲だし、当時の心境を踏まえ" I don't think so"と言ってみたかっただけもしれん。Miles Davis が"So What"(だからなんだっててんだ!)を作曲したように。曲自体はイントロからしてStones流だし、Ronnieが作曲に関わったStoneの「Undercover」収録の"Pretty Beat Up"を思わせる構成やエッチな歌詞等、とてもStones的でかっこいい。Ronnieのボーカルもコンディションがよさそう。ギターソロに入る所を聴いて欲しい。"This is my guitar"の後ウニャーとかウギャーとか言っててとても楽しそうだ。I Feel like playingなんですね。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler, Bobby Womack & Blondie Chapin backing vocals
Rick Rosas bass
Steve Ferrone drums
Waddy Wachtel guitar
Ian McLagan keyboards
9. 100%
(Ronnie Wood , Additional music : Bernard Fowler)
今度はシタールでラーガロック。歌詞を読んでもそれほど特筆する事がなかった。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler backing vocals
Rick Rosas bass
Steve Ferrone drums
Waddy Wachtel guitar
Ian McLagan keyboards
10. Fancy Pants
(Ronnie Wood , Bernard Fowler)
これは中々ファンキーな曲。歌の内容を理解すると曲の魅力が倍増する。「俺は英国人。素敵なパンツを穿いてるぜ」だって。Ronnie自身笑いをこらえて歌っているようだ。ここではギターソロに入る前に"Look at my guitor"だって。Flash my pantsとはどういう行為なのだろうか。深い意味は分からないけどエロでしょね。
Ronnie Wood vocals, guitar
Darryl Jones bass
Jim Keltner drums
Slash guitar
Ivan Neville keyboards
11. Tell Me Something (Ronnie Wood)
女声のバックボーカルが入るバラード。一曲目と曲調が被るからこの位置なのでしょう。私の好みからいえば、ボーナスで収録された初期バージョンの方が全然いい。荒っぽいので録り直したのだろうけどね。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler, Skip McDonald, Kevin Gibbs & Saranella Bell backing vocals
Rick Rosas bass
Johnny Ferraro drums
Waddy Wachtel guitar
Ian McLagan keyboards
12. Forever (Ronnie Wood)
当時のガールフレンドに捧げる別れの歌かな。未練がましくもある。もしかしてJoeに対して?クロージングにこの曲で踏ん切りをつけるという事でしょうか。こういう私的な内容の歌詞をBernard に歌わせていて、自分では歌わないのはなかなか卑怯。表面的にこの曲の主役はBernard Fowlerだ。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler vocals
Bobby Womack backing vocals
Darryl Jones bass
Jim Keltner drums
Slash guitar
Ivan Neville keyboards
そういえば夏ふぇすにFacesで来日するんだよね。単体で都内でやってくれないかな。

発売からずいぶんたちますがRonnieの新作です。一聴してあまりキャッチーな曲が無いなと思ったが、シンプルだけど結構重厚な作りでRonnieのルーツや今を感じさせるバラエティに富んだいい作品だと分かった。
今回Ronnieの新作について書く気になったのはBen Watersの「Boogie 4 Stu」でBig Maceoの"Warried Life Blues"を聴いたから。この曲ではRonnieとKeithがボーカルを分け合っているが、元々はRonnieがボーカルもギターも全て演奏したらしい。しばらく後にKeithがBenになんで俺に"Warried Life Blues"を演らせなかったのかと言ったそうだ。それでKeithのボーカルを追加で収録し、RonnieとKeithがボーカルを分け合うミックスになったとの事。Ronnieは納得してるのかしらね?とはいえRonnieがフルに歌うバージョンを聴きたい。それ程Ronnieの渋い噛みしめる声が良かった。Keithのバージョンも聞きたいけどね。ちなみに近年CD化された79年のThe New Barbariansのライブでも同曲を取り上げているが、そこではKeithがメインボーカル。Keithが文句をつけるのもわかる。
1. Why You Wanna Go And Do A Thing Like That For
(Ronnie Wood , Additional music : Kris Kristofferson)
カントリー畑のシンガーソングライターで俳優でもあるKris Kristofferson が詩作で協力している。(映画「Blade」シリーズのビッコの老いぼれ爺役がハマってた)穏やかなスライドギターによる、どことなくジョージ・ハリソン(ジェフ・リン色のない)を思わせるバラード。デモ録音のような弾き語りかと思いきや豪華メンツが渋くバッキングを務め、作りも思った以上に重厚で聴くほどに味わいが増す。Ronnieの深みのある声もその要因だが、Ivan Nevilleのキーボードがきめ細かく深みを演出している。レッチリのFleaはアルコール依存症のリハビリ仲間だそうだ。ギターソロはSlashに譲ったかな。今のRonnieの豪華人脈がまぶしい。改めて見直した。
Ronnie Wood vocals, guitar
Flea bass
Jim Keltner drums
Slash guitars
Ivan Neville keyboards
2. Sweetness My Weakness
(Ronnie Wood , Bernard Fowler)
ストーンズ流にリズムもギターもずっしり重いレゲエ。このドラムはアベレージホワイトバンドか。自身の還暦祝いのコンサートで"Hey Negrita"をレゲエアレンジで演奏してたけど、Ronnieの歌うレゲエはありそうでなかったからうれしい一曲。含蓄は多そうだが、甘さは俺の短所だって。当時のガールフレンドとのスキャンダルまみれだったRonnieならではのタイトル。なかなかのエロさ加減。いい曲です。
Ronnie Wood vocals, guitar, keyboards
Bernard Fowler backing vocals
Darryl Jones bass
Steve Ferrone drums
Slash guitar
3. Lucky Man
(Ronnie Wood , Paul Hyde , Bob Rock , Eddie Vedder)
バラード、レゲエに続いてロックぽい一曲が登場。ボーカルも好調だし、ギターの重ねもストーンズ流でカッコよく決まっている。"Sweetness My Weakness"と共に好きな曲。Bobby Womacもバッキングボーカルか。残念ながら存在感ないな~。作詩で手を借りてるのはAerosmithやMotley Crueのプロデュースで知られるBob Rock。残念ながらもう一人は私の苦手なパールジャムのEddie。(声が苦手)60年代からBairds/Creation~Jeff Beck G.~Faces~Stonesとエリート街道を歩み、今こうして仲間に囲まれ生きている事を喜んでいるそうだ。ソロアーティストとしても素晴らしい作品を残してきたRonnieに実力や努力があったのは間違いないが、仲間に支えられラッキーだったよねとの事。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler, Bobby Womack & Blondie Chapin backing vocals
Darryl Jones bass
Jim Keltner drums
Bob Rock guitar
Ian McLagan keyboards
4. I Gotta See
(Ronnie Wood , Bernard Fowler)
Stonesの"I Got The Blues"を思わせるメンフィスR&Bかな。ZZ TopのBilly Gibbonsがギターで参加しているが、フレーズ的にもあまり存在感はない。でも切なくしっとりといい曲です。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler vocals
Kris Kristofferson backing vocals
Flea bass
Jim Keltner drums
Billy Gibbons guitar
Ivan Neville keyboards
5. Thing About You
(Ronnie Wood , Billy Gibbons)
引き続きZZ TopのBilly Gibbonsが参加。リフで押す曲調はZZ Topぽいが、途中のルーズなハモリの転調はStones的で結構カッコいい。ZZ Topではありえない2本のギターの絡みや、Gibbonsの特徴的な音色とRonnieのギターバトルは後半になるにつれ暴れだし面白い。出だしの単調さからはつまらん曲かと思いきや結構気に入った。おっさんビーチボーイズのような控えめな"デュワデュワ"というコーラスはBobbyとBlondie。
Ronnie Wood vocals, guitar, bass
Bernard Fowler, Bobby Womack & Blondie Chapin backing vocals
Steve Ferrone drums
Billy Gibbons guitar
6. Catch You
(Paul Hyde , Bob Rock , Ronnie Wood, Bernard Fowler)
Bernardとのデュオのようだが、60年代頃のコーラスグループを思わせるこれはモータウンかな。モータウンぽくないのは、ホーンズの不在と乾いたスライドギターのリード。Ronnieも凄く丁寧に歌っている。前作でもモータウンの"Leavin' Here"、「Slide On This Live」のボーナス曲でも"Really Got A Hold On Me"をカバーしている。いい演奏です。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler background vocals
Darryl Jones bass
Jim Keltner drums
Bob Rock guitar
Ian McLagan keyboards
7. Spoonful
(Willie Dixson , Additional music : Ronnie Wood , Bernard Fowler)
あのHouse Of Bluesで録音。今回のアルバムセッション最初の曲らしい。Howlin Wolf 原曲のブルースのスタンダードでCreamでお馴染みの"Spoonful"とはね。Wolf の原曲はもちろんいいが、Wolf、Mudy、 Boの3巨頭がけんか腰で共演したバージョンが最高。Bernard のサポートボーカルが入ってブルースロックになったRonnieのバージョンも悪くない。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler vocals
Flea bass
Jim Keltner drums
Slash guitar
Ivan Neville keyboards
8. I Don't Think So (Ronnie Wood)
Ronnie単独の作曲だし、当時の心境を踏まえ" I don't think so"と言ってみたかっただけもしれん。Miles Davis が"So What"(だからなんだっててんだ!)を作曲したように。曲自体はイントロからしてStones流だし、Ronnieが作曲に関わったStoneの「Undercover」収録の"Pretty Beat Up"を思わせる構成やエッチな歌詞等、とてもStones的でかっこいい。Ronnieのボーカルもコンディションがよさそう。ギターソロに入る所を聴いて欲しい。"This is my guitar"の後ウニャーとかウギャーとか言っててとても楽しそうだ。I Feel like playingなんですね。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler, Bobby Womack & Blondie Chapin backing vocals
Rick Rosas bass
Steve Ferrone drums
Waddy Wachtel guitar
Ian McLagan keyboards
9. 100%
(Ronnie Wood , Additional music : Bernard Fowler)
今度はシタールでラーガロック。歌詞を読んでもそれほど特筆する事がなかった。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler backing vocals
Rick Rosas bass
Steve Ferrone drums
Waddy Wachtel guitar
Ian McLagan keyboards
10. Fancy Pants
(Ronnie Wood , Bernard Fowler)
これは中々ファンキーな曲。歌の内容を理解すると曲の魅力が倍増する。「俺は英国人。素敵なパンツを穿いてるぜ」だって。Ronnie自身笑いをこらえて歌っているようだ。ここではギターソロに入る前に"Look at my guitor"だって。Flash my pantsとはどういう行為なのだろうか。深い意味は分からないけどエロでしょね。
Ronnie Wood vocals, guitar
Darryl Jones bass
Jim Keltner drums
Slash guitar
Ivan Neville keyboards
11. Tell Me Something (Ronnie Wood)
女声のバックボーカルが入るバラード。一曲目と曲調が被るからこの位置なのでしょう。私の好みからいえば、ボーナスで収録された初期バージョンの方が全然いい。荒っぽいので録り直したのだろうけどね。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler, Skip McDonald, Kevin Gibbs & Saranella Bell backing vocals
Rick Rosas bass
Johnny Ferraro drums
Waddy Wachtel guitar
Ian McLagan keyboards
12. Forever (Ronnie Wood)
当時のガールフレンドに捧げる別れの歌かな。未練がましくもある。もしかしてJoeに対して?クロージングにこの曲で踏ん切りをつけるという事でしょうか。こういう私的な内容の歌詞をBernard に歌わせていて、自分では歌わないのはなかなか卑怯。表面的にこの曲の主役はBernard Fowlerだ。
Ronnie Wood vocals, guitar
Bernard Fowler vocals
Bobby Womack backing vocals
Darryl Jones bass
Jim Keltner drums
Slash guitar
Ivan Neville keyboards
そういえば夏ふぇすにFacesで来日するんだよね。単体で都内でやってくれないかな。
SOUL・R&B 1 [Soul]

ソウル・R&Bの巻き。本来ロック好きなので歌い上げるバラード系の曲が苦手だ。ロッキンなジャンプナンバーや粘着質なミディアムは好きなんだけどね。あまりロックファン相手の参考になるガイドがないんだよね。Aretha FranklinやBobby Womackのようなソウルシンガー達は、元来R&Bやジャズ、ブルース、ゴスペルやカントリー等を自分のスタイルに消化した上に、ロックよりの曲も沢山取り上げてる。私はRolling Stonesが憧れたアトランティクレコードやStaxに興味を持ち、南部のR&B、サザンソウルを聴き始めたきがする。ジャンプナンバーは興味を持つ良いとっかかりだった。今回は最近のフェイバリット曲をいくつか紹介です。
・Clarence Carter - Looking for a Fox
・Clarence Carter - Patches
・Funny How Time Slips Away -Al Green & Lyle Lovett
・Billy Preston -My Sweet Lord
・Bill Withers - Use Me
・Charles Hilton Brown -Love Train
・Soul Children -Put your World in My World
・Aretha Franklin - Spirit In The Dark
・Bobby Womack - I Am Looking For A Love
・Bill Brandon And Lorraine Johnson- Full Time Groovers
・Solomon Burke - Everybody Needs Somebody to Love
・Ray Sharp - Help Me
Clarence Carter - Looking for a Fox
映画「ブルースブラザーズ2000」で初めて見た時は単純にいい曲で楽しい曲だなと思った。Junior Wellsなんかもバックにいるし、ストリップクラブのステージでの演奏にパーフェクトマッチだ。最近になって、知ってる曲があるぞと購入した原曲(68年マスルショールズ録音)を聴いてまた吃驚。こんな素晴らしいソウルマンがいたのかと。マスルショールズでの制作もいいのだろうが、この自作ジャンプナンバーの出来の良さは凄い。かっこいいイントロとお下品な笑いから始まるこの曲は完璧なエンターテイメントだ。Blues Brothers 版でのJohn Goodmanの歌も演技も楽しめた。「Blues Brothers 2000」ありがとう。Clarence Carter - Patches
94年に発売されたDon Wasプロデュース「Rhythm Country & Blues」収録のGeorge Jones とB.B. Kingの大御所によるデュオではじめて聴く。涙なくして語れない父への思いをB.B.の語りからカントリー&ソウルに盛り上げる。だが原曲も素晴らしい。カーター自身の事だろうから曲の把握が完璧なのあたりまえで、感情移入が違う。そもそもシンガーとしての力量というか声力がすごい。この曲ではGeorge Jones とB.B. Kingが束になっても敵わない。Funny How Time Slips Away -Al Green & Lyle Lovett
この曲はソウルではなく、カントリーのWillie Nelsonの曲。しかもジャンプでもないな。そもそも「Rhythm Country & Blues」でAl Greenが歌っているのを初めて聴いた。その後、編集版「Country Got Soul」でMotownと契約した初の白人シンガーReuben Howellの73年のバージョンを聴く。(こちらも素朴でいい)カントリーとソウルの境界線上の曲なので、ソウル系の人が歌うと様になる。Al GreenとLyle Lovett のバージョンにはBilly Prestonがオルガンで参加し、ぐっとゴスペルよりにしている。素晴らしいカバー曲だ。Billy Preston -My Sweet Lord
George Harrisonによる超有名曲。Phil Spector の味付けされたGeorge版は愛聴曲だが、ゴスペルな本家Bill Preston版もお気に入りだ。Georgeの追悼コンサートでもErick Clapton等錚々たるメンバーをバックにして歌っているが、段違いのBillyの存在感!単純なリフレインの曲をチャーチーに(教会ぽく)盛り上げる。StonesともBeatlesとも競演しているグレイトなオルガン奏者で歌手だ。「Blues Brothers 2000」にもB.B. Kingがバンマスを務めるバンドのメンバーとして出演している。凄い存在感!Bill Withers - Use Me
72年の代表曲。"Ain't No Sunshine"も"Lean On Me"も好きな曲だが、"Use Me" も Bill Withers には珍しい乾いたファンキーさでかっこいい。(日産のCMでも使われた)だが、Mick Jaggerが93年の「Wandering Spirit 」でLenny Kravitzとデュエットしたバージョンがロック色が強く決定版だ。確かBilly Prestonもオルガンで参加していたはず。Charles Hilton Brown -Love Train
O'Jaysによるフィリーソウルの名曲。これはもう完璧な曲。ここで取り上げるCharles Hilton Brownの方が軽いが、荒っぽくよりロック的。イタリアで録音した唯一のアルバム「Owed To Myself 」の収録曲。歌も本格派でOtis Reddingの"Try A Little Tenderness"やBill Withersの"Ain't No Sunshine"を堂々と歌いきる。Stonesも93年のツアーで演奏している。Soul Children -Put your World in My World
Staxから名ボーカルグループのレアなシングル曲。Soul Childrenは好きなグループなので、選曲を始めたらベストアルバムになってしまうので、とりあえずジャンプ・ナンバーから紹介。Staxらしいシャキシャキしたリズム隊にホーンズもストリングスも男女3声(4声?)も一体になって転がってゆく。男女3声がそれぞれソロを取り、ハモり、かけ合い、それはもう入り乱れるめくるめく展開。この華やかさと昂揚感は異常だ。Aretha Franklin - Spirit In The Dark
70年のアルバムから。ArethaはStonesの"Satisfaction"、"You Can't Always Get What You Want " も"Jumpin' Jack Flas"もカバーしているくらい、ジャンルを超えたソウルレディ。この曲はKing CurtisのバンドにBilly Prestonが参加し、Ray Charlesとデュエットしたフィルモアでのライブを先に聴いた。70年のArethaのアルバム「Spirit In The Dark」では、Stonesがマスルショールズで録音した"Wild Hoses"でピアノを弾いているJim Dickinson率いるDixie Flyersが数曲でバックを務めている。このスタジオ版もコンパクトでいい。Ben E. King のカバー「Don't Play That Song」もジャンプないい曲。Bobby Womack -Lookin' For A Love
ラストソウルマンBobby Womackの74年のアルバムタイトル曲。Stonesのカバーした"It's All Over Now"で知られる自らの前身グループValentinosの曲を再演している。Bobbyの持ち味はソウルなミディアムスローと猥雑なファンクにあると思うので、爽やかにアップなこの曲は異色かな。シンセがイントロから活躍するが、感触はカントリーロック調。単純なリフレインとリズム、声のかぶせ方はゴスペルぽくある。タイトル通りの可愛らしい名曲だ。Steve Marriottもソロアルバムでカバーしている。Neil Young「Zuma」の"Lookin' For A Love"も同名異曲だが当然この原曲を意識した上であろう。Bill Brandon - Let Me Be Your Full Time Groovers
69年のシングル曲。この編集版で初めてきいた。Bill Brandon=グレイトシンガー。Lorraine Johnsonとデュエットでエキサイティングに唄い飛ばす。Billの塩辛い発声のひとつひとつが太い。求愛ならほとんど脅迫だけど、太い男の優しさがあるから妙に爽快な気分。声が裏返ろうとお構いなしのグレイトなシンガーだ。Sam Deesによるプロダクションも最高。モノ録音だけにリズムはドスドスと太く、めくるめく展開をストリングスが盛り上げる。MotownのMarvinとTammyのデュエット辺りを模した曲だろうが、そんなのお構いなしの勢いで押し切る。Bobby Patterson - I'm Leroy I'll Take Her
Stonesのルーツを掘るうちに、南部の黒人大衆向けレーベルのJewelと名プロデューサーBobby Pattersonの存在を知った。いまだ現役のはず。この曲はBobby Pattersonの68年のシングル曲だが、シンガーとしても相当な数のシングルをJewelに残している。この曲はスタジオでの猥雑な雰囲気そのままの録音と好き勝手な掛け声が楽しい。Lowell Fulsonの「Tramp」をテンポアップした曲調も好きな要因。Solomon Burke - Everybody Needs Somebody to Love
このブログでも何回も引用しているジャンプナンバー。年代からするとR&Bのダンス曲かな。Stonesもカバーしてるし、Small Facesのデビュー曲でもリフが引用されている。しかしそれらが束になってもSolomon Burkeによるオリジナルには勝てない。圧倒的なカリスマ。余談だが映画「Make It Funky」でのBurkeとB.B. Kingの楽屋でのやりとりが面白い。確か・・Burkeが先に楽屋入りしていたB.B.に「こんにちは。Mr. キング・オブ・ブルースのB.B. King。貴方のシェフのBurkeですよ」だって。そんなジョークにはもう聞き飽きとばかりのB.B.のうんざりした表情。 Ray Sharp - Help Me
Ray Sharpによる66年のシングル曲。編集版で初めて聞いたときはCornell Duply(G.)の参加曲だと思っていた。ところが、Aretha Franklinの"Save Me"、King Curtisの"Memphis Soul Stew(Live)"、"Instant Groove" 等類似曲が結構あるぞと。Jimi Hendrixの「West Coast Seattle Boy」を買ってみると上記中2曲が収録されている。資料を読むとJimi Hendrixのブレイク前のお仕事なんだと。Ray Sharp の曲では、Cornell Duplyのリズムカッティングの方が大きく、途中のオブリガートがJimiではないか。Curtisの"Instant Groove"では左チャンネルのリズムギターがJimiだろう。フェードアウトするためオブリガートは削除されている。Arethaの"Save Me"ではJimiのギターは全て消されてる。Them の"Gloria"から拝借したギターリフはその後スタイルからCornell Duplyによるものだろう。Jimiではないだろうね。クリックしてね。

Steve Marriott [Steve Marriott]
男臭いロックが好きなのでストライクゾーンど真ん中のロッカーです。小型な体に似合わないパワフルな唄と頑固そうなこの表情!佇まいは名人の域だ。

アルコールやドラッグ癖から妻や娘には逃げられ、パブロッカーとして日銭を稼ぐドサ周りの晩年。晩年はうらぶれたロッカーのような書かれ方をされる。あれほどの有り余る才能がありながら、スタジオで作品として結実させる集中力も意思も失われてしまったという論調だ。91年に寝タバコで火事を出して焼死。大した記事にもならなかった。俯瞰すれば65年のデビューから10年以上は素晴らしいアルバムやパフォーマンスの記録を残してくれたわけだ。Small FacesやHumble Pieの作品を聴くと当時のStonesと比べても遜色ないレベルだし、緊迫感みなぎる唯一無二の芸風は晩年のデモ録音らしき未発表曲ですら貫かれていた。近年のKeith RichardsやRonnie Woodのように枯れた味わいのSteve Marriottも見たかった。
際限無いので今回は8曲だけ。"All Or Nothign"やHumble Pieの「Eat It」や「Thunder Box」からも取り上げたかったけど、一曲だけ選ぶのは難しいのでやめた。「Eat It」のスタジオ(エレクトリック)面はいい曲が目白押しだ。
1. Whatcha gonna do about it? - Small Faces
2. What's a Matter Babby? - Small Faces
3. I've Got Mine - Small Faces
4. Hot 'N' Nasty - Humble Pie
5. 30 Days In a Hole - Humble Pie
6. Fool For A Pretty Face - Humble Pie
7. Help Me Through The Day - Steve Marriott
8. Run Rudolph Run - Steve Marriott
1. Whatcha gonna do about it? - Small Faces
ソロモン・バークのオリジナル"Everybody needs somebody to love"のリフを拝借した65年のSmall Faces のデビュー曲。45年も前の曲なのにいつ聞いても体の芯が熱くなる。Marriottの熱量が伝染して来るようだ。デビュー曲ですでにSteve Marriottのスタイルが完成している。間奏ではフィードバックのようなギターの単音からオルガンがからむピンクフロイドのような展開も面白い。
2. What's a Matter Babby?- Small Faces
"Whatcha gonna do about it?"のB面曲。そもそもカバー曲だがこのブログでも紹介しているEllen Foleyのバージョンを先に聴いた。このSmall Faces版も素晴らしい。歌唱は丁寧だがサビの泣き節で感情を込める振幅がたまらない。シンプルなバッキングだが、ロック的にギターも荒々しい。
3. I've Got Mine- Small Faces
2ndシングル曲。MarriottとRonnie Laneのライターコンビによる初のシングル曲。Eddie & The Hot Rodsの「The Curse of the Hot Rods」で始めて聴き、後にSmall Facesの編集版を聴いてカバー曲と認識。小粒なモッズ流R&Bだが好きなEddie & The Hot Rodsに繋がっている事がうれしい。YoutubeにモノクロのTV出演時のライブがある。
4. Hot 'N' Nasty -「Smokin'」
Kissのポール・スタンレーがお気に入りのアルバムだと言っている「Smokin'」のオープニングを飾るファンキーハード。タイトルは「最高にいかしてるぜ」と訳されているが、もっとエロよりの意味でしょう。さすがポール様。分かってらっしゃる。このスタジオ版はシンプルでポップだが、Stephen Stillsのオルガンが演奏に緊張感を加え、最後まで聞き飽きさせない。「King Biscuit Flower Hour」ライブは2倍増しのテンションで炸裂。最近Sperflyのカバーを聞いてびっくり。
5. 30 Days In a Hole -「King Biscuit Flower Hour」
穴倉の30日だって。「Smokin'」のオリジナルスタジオ版を聴いた時にStonesぽいなと思った。歌詞もドラッグ関係の意味不明なやばい感じ。この曲も「King Biscuit Flower Hour 」ライブの方が2倍増しのテンション。ブラックベリーズ「I want take you higher...」とゴスペル風の煽りからしてハイテンション。ごつごつしたギターは新加入で元コロシアムのデイヴ"'クレム"クレムソン。Marriottは「Colosseum Live」でのクレムを聴いて加入を決めたそうだ。このライブも凄まじいライブの記録だ。
6. Fool For A Pretty Face - On To Victory
第一期解散後、再編成Humble Pieのオリジナル曲。全米で52位だって。かなりのヒット曲。少々軽めの演奏だがポップにまとまっている。ギターの響きはいいが、リフに捻りが無くスリルがないのが残念。もっと残念なのはCDの音量のレベルが低く音圧に欠ける事。でもかなり好きな曲だ。Marriottのソロライブの方が勢いがあってよい。
7. Help Me Through The Day - Marriott
76年の初のソロアルバムから。レオン・ラッセルの曲でFreddie Kingがシェルター在籍時に取り上げている。寒風吹きすさぶ中しょっぱい内容を唄っているようで、悲哀が伝わってくる。Freddieには失礼だが、表現力で圧倒的な違いがある。Marriottのオリジナル曲ではないが後期ではベストの歌唱を聴かせてくれる曲。
8. Run Rudolph Run -Rainy Changes
Chuck Berryのカバー曲でKeith Richardsもシングルで発表している有名曲。このアルバムではStonesの"Let's Spend the Night Together"も取り上げている。両曲ともプロドライバーが酔っ払って高速を走ってるような出鱈目なスピードで突っ走る。シャリシャリした録音が残念だけど、楽しいカバー曲だけに素直に喜びたい。
クリックしてね。

アルコールやドラッグ癖から妻や娘には逃げられ、パブロッカーとして日銭を稼ぐドサ周りの晩年。晩年はうらぶれたロッカーのような書かれ方をされる。あれほどの有り余る才能がありながら、スタジオで作品として結実させる集中力も意思も失われてしまったという論調だ。91年に寝タバコで火事を出して焼死。大した記事にもならなかった。俯瞰すれば65年のデビューから10年以上は素晴らしいアルバムやパフォーマンスの記録を残してくれたわけだ。Small FacesやHumble Pieの作品を聴くと当時のStonesと比べても遜色ないレベルだし、緊迫感みなぎる唯一無二の芸風は晩年のデモ録音らしき未発表曲ですら貫かれていた。近年のKeith RichardsやRonnie Woodのように枯れた味わいのSteve Marriottも見たかった。
際限無いので今回は8曲だけ。"All Or Nothign"やHumble Pieの「Eat It」や「Thunder Box」からも取り上げたかったけど、一曲だけ選ぶのは難しいのでやめた。「Eat It」のスタジオ(エレクトリック)面はいい曲が目白押しだ。
1. Whatcha gonna do about it? - Small Faces
2. What's a Matter Babby? - Small Faces
3. I've Got Mine - Small Faces
4. Hot 'N' Nasty - Humble Pie
5. 30 Days In a Hole - Humble Pie
6. Fool For A Pretty Face - Humble Pie
7. Help Me Through The Day - Steve Marriott
8. Run Rudolph Run - Steve Marriott
1. Whatcha gonna do about it? - Small Faces
ソロモン・バークのオリジナル"Everybody needs somebody to love"のリフを拝借した65年のSmall Faces のデビュー曲。45年も前の曲なのにいつ聞いても体の芯が熱くなる。Marriottの熱量が伝染して来るようだ。デビュー曲ですでにSteve Marriottのスタイルが完成している。間奏ではフィードバックのようなギターの単音からオルガンがからむピンクフロイドのような展開も面白い。2. What's a Matter Babby?- Small Faces
"Whatcha gonna do about it?"のB面曲。そもそもカバー曲だがこのブログでも紹介しているEllen Foleyのバージョンを先に聴いた。このSmall Faces版も素晴らしい。歌唱は丁寧だがサビの泣き節で感情を込める振幅がたまらない。シンプルなバッキングだが、ロック的にギターも荒々しい。
3. I've Got Mine- Small Faces
2ndシングル曲。MarriottとRonnie Laneのライターコンビによる初のシングル曲。Eddie & The Hot Rodsの「The Curse of the Hot Rods」で始めて聴き、後にSmall Facesの編集版を聴いてカバー曲と認識。小粒なモッズ流R&Bだが好きなEddie & The Hot Rodsに繋がっている事がうれしい。YoutubeにモノクロのTV出演時のライブがある。4. Hot 'N' Nasty -「Smokin'」
Kissのポール・スタンレーがお気に入りのアルバムだと言っている「Smokin'」のオープニングを飾るファンキーハード。タイトルは「最高にいかしてるぜ」と訳されているが、もっとエロよりの意味でしょう。さすがポール様。分かってらっしゃる。このスタジオ版はシンプルでポップだが、Stephen Stillsのオルガンが演奏に緊張感を加え、最後まで聞き飽きさせない。「King Biscuit Flower Hour」ライブは2倍増しのテンションで炸裂。最近Sperflyのカバーを聞いてびっくり。5. 30 Days In a Hole -「King Biscuit Flower Hour」
穴倉の30日だって。「Smokin'」のオリジナルスタジオ版を聴いた時にStonesぽいなと思った。歌詞もドラッグ関係の意味不明なやばい感じ。この曲も「King Biscuit Flower Hour 」ライブの方が2倍増しのテンション。ブラックベリーズ「I want take you higher...」とゴスペル風の煽りからしてハイテンション。ごつごつしたギターは新加入で元コロシアムのデイヴ"'クレム"クレムソン。Marriottは「Colosseum Live」でのクレムを聴いて加入を決めたそうだ。このライブも凄まじいライブの記録だ。6. Fool For A Pretty Face - On To Victory
第一期解散後、再編成Humble Pieのオリジナル曲。全米で52位だって。かなりのヒット曲。少々軽めの演奏だがポップにまとまっている。ギターの響きはいいが、リフに捻りが無くスリルがないのが残念。もっと残念なのはCDの音量のレベルが低く音圧に欠ける事。でもかなり好きな曲だ。Marriottのソロライブの方が勢いがあってよい。7. Help Me Through The Day - Marriott
76年の初のソロアルバムから。レオン・ラッセルの曲でFreddie Kingがシェルター在籍時に取り上げている。寒風吹きすさぶ中しょっぱい内容を唄っているようで、悲哀が伝わってくる。Freddieには失礼だが、表現力で圧倒的な違いがある。Marriottのオリジナル曲ではないが後期ではベストの歌唱を聴かせてくれる曲。8. Run Rudolph Run -Rainy Changes
Chuck Berryのカバー曲でKeith Richardsもシングルで発表している有名曲。このアルバムではStonesの"Let's Spend the Night Together"も取り上げている。両曲ともプロドライバーが酔っ払って高速を走ってるような出鱈目なスピードで突っ走る。シャリシャリした録音が残念だけど、楽しいカバー曲だけに素直に喜びたい。クリックしてね。
Ian Hunter [Ian Hunter/Mott The Hoop]
Ian Hunterの巻き

72年にDavid BowieがプロデュースしたAll the Young Dudes (すべての若き野郎ども)で有名な元Mott the Hoopleのリードシンガー。当然名曲だし、Mott the Hoople及びIan Hunterの名声やイメージを決定づけた運命の曲だと思う。ミディアムスローで時にゴスペル風のコーラスの入るちょっとセンチなバラードはMottやIanの定番となった。残念なのは、もう一方の魅力である1stをプロデュースしたGuy Stevensがバンドに示唆した”Rolling StonesをバックにしたBob Dylan”という側面があまり評価されていない事。もっさりしたハスキー声だがバック次第では切れ味抜群だ。鳥井賀句氏が指摘するように日本では正当に評価されていると思えない。(私は鳥井さんの記事を読んで感化された)コロンビアに移籍後David Bowieの作であるAll the Young Dudes (すべての若き野郎ども)でだけでMott The Hoople、Ian Hunterを評価するのは甚だ残念。QueenやDef Leppardの兄貴分でもある現役ロッカーだ。
Rock And Roll Queen – 69年「Mott the Hoople」
1969年に英国Island Recordより発表したシングル曲。Mick Ralphsの作曲だがStones的なギターリフにIanの喉を詰めたボーカルがのるルーズなロッカー。とはいえ69年作だとStonesでもスタイル確立期の「Let It Bleed」だからね。初期Stonesの"Miss Amanda Jones"あたりの影響を受けたのだろうか。不思議にStones的。
Walkin' with A Mountain – 70年「Mad Shadows」
唄われる歌詞では”Jumping jack….”と繋がるので明らかにStonesへのオマージュ。Chuck Berryも入ったStonesの亜流的楽曲。少々もっさりしているが勢いがあって素晴らしい。(Mott解散後Mick Ronsonと組んだ「Welcome to the Club」では切れ味抜群の演奏を聴かせる)"All The Young Dudes"以降、Mottではあまり"早い"曲をやらないので貴重だ。Ian がこのアルバムを振り返り「聞き返したら、まじで恥ずかしかった」...だそうだ。でもこの曲はライブの定番。
All the Young Dudes - 72年「All the Young Dudes」
David Bowieの曲だけにグラムロック期を象徴するアンセムだが、時代やカテゴリーを越えて聴かれる名曲。Clashの"All The Young Punks"というパンクからの返答歌もある。(Mick JonesはMottの大ファンだそうだ)Ian Hunterのライブでも定番だけに数々の名演やカバーがある。Bowieと共演したFreddie Mercuryの追悼コンサート、Ian双方の相棒ギタリストだったMick Ronsonの追悼コンサートでの演奏が印象的。作者Bowieがライブで歌ってるのも当然いい。でも長年ステージで歌い続けたIan Hunterの背負ったものにはかなわない。異色なカバーはOzzy Osborn。日本人アーティストが歌いまわしたMottoへのトリビュート(「Moth Poet Hotel」収録)もある。
All The Way From Memphis – 73年「Mott」
Ianが弾くピアノがご機嫌なMottらしいロックンロール。アメリカツアーでギターが届かないトラブルを歌った喧騒曲。QueenのBrian Mayもカバーしている。Mick Ronsonを迎えたロスのRoxyでのライブ盤「Welcome To The Club」での演奏も切れがあっていいが、オリジナルのもっさりした感じも捨てがたい魅力がある。
Golden Age Of Rock N' Roll – 74年「The Hoople」
74年のシングル曲。ライブではDon Mcleanの"American Pie"を一小節唄ってから始まる感動的なオープニング。しかし59年のBuddy Hollyの飛行機墜落事故死を示唆した、音楽が死んだ日と唄われる導入、一瞬の静寂の後、「え?そうのなの?紳士淑女の皆様。ロックンロール黄金時代...」だからね。オールドロックンロールへのオマージュと継承宣言でしょうか。スタジオ盤ではMorgan Fisherの弾くピアノのイントロがムードたっぷり。非常に好き位な曲だが、ブラス隊がいまいち古臭く響き、ギターの存在感のなさと技量には少々疑問がある。「Welcome to The Club」になると軽快なロックンロールになる。
Once Bitten Twice a Shy(恨みつらみのロックン・ロール)- 「Ian Hunter」
Chuck Berryのロックンロールがストーンズを経てIan Hunterによって結実した形かな。女誑しのロッカーと尻軽女はロックの伝統でしょう。(タイトルはそういう意味かな)この手の歌詞はStonesの"Star Star"と相通じるのではないか。チャカポコ、バタバタしたリズム隊にMick Ronsonのギターが魅力的。Great White等のハードロック系のカバーもいくつかあるようだが聴く気がしない。
Boy - 75年「Ian Hunter」
ストリングスも絡むとってもロマンチックでドラマチックなスロー。David Bowieの事を歌ってるらしい。グラムの時代を代表する"All The Young Dudes"と比較するには分が悪いが、とってもいい曲。Bob Dylanのようだ。
Cleveland Rock - 79年「You're Never Alone with a Schizophrenic」
原曲は"England Rock"だけど、ロックの殿堂のあるオハイオ州クリーブランドの事実上のアンセムだそうだ。E. Street Bandのリズム隊とキーボードにMick Ronsonがギターを務める。エナジー溢れる切れのいいロックンロール。演奏はバックがバックだけにBruce Springsteenを基調としているが、シンプルでポップな曲調にエナジーのタメと放出を見いだせるのはThe Whoを意識したのかも。間奏やシンセのバッキングやギターの鳴りに「無法の世界」からの影響が見受けられる。The Rock and Roll Hall of Fameの本拠地クリーブランドだけにロックの殿堂入りは時間の問題でしょう。デラックエディションのボーナスライブは「Welcome To The Club」よりいいかも。
Central Park West- 81年「Short Back N' Sides」
N.Y.の喧騒と孤独を歌った、アルバムの1曲目に相応しいアップな曲に、Ianのぶっきらぼうな歌がのる。気持良い疾走感の曲。ニューウェーブぽい変な装飾音が気持ち悪いが、30年も前の曲に古臭いと言ってもねぇ。長年聴いてるので耳タコだが・・・・"waitresses give me coffee free"とシャウトする所が好きだ。リードギターはMick Ronsonだろうが、少々応援歌ぽい哀愁のギターのフレーズはイギリスの伝統。
Old Record Never Die - 81年「Short Back N' Sides」
「Short Back N' Sides」のスローの決定版はこの曲。珠玉のバラード。レココレ等の曲紹介ですでに名曲の誉れ高い。確かにJohn Lennonの死に関連づけられたようだが、レコードで永遠に聴かれ続ける亡くなったロッカーへの普遍的な鎮魂歌。Ianには長生きしてほしい。
Women's Intuition - 90年「YUI Orta」
Mick Ronsonとの共作。女の直感?ベスト盤で初めて聴き、後になって再発された「YUI Orta」を購入した。Ian自身の解説では、Ian自身Stonesのファンであり、この曲も多分にStones的と言っている。リズム隊によるイントロ、ギターリフに重なるシングルノート、そしてIanの「Through the haze the mirror cries・・・」と歌いだし。かっこいい。しびれる。80年以降のStonesのような引き締まったロッカーである。キャッチーさは無いが、リフだけのギターソロやブレイクのアレンジ、ラフな男声コーラス等、長年IanやStonesを聴いているファンにはたまらない曲だと思う。このアルバムのプロモーション来日が中止になったんだよね。
Dancing On The Moon - 96年「Dirty Laundry」
元The Dogs D'AmourのDarrell Bath、Sex PistolsのGlenn Matlock、The BoysのCasino Steel等、英国パンクの先輩思いの穏健派がバックを務めるルーズなロッカー。少々オドロしげで無気味な鳴りだが、リフレインや女声コーラスの装飾は結構POP。パンクぽくはない。むしろDogsやStones的。Stonesで言えば「VooDoo Launge」の"Love Is Strong"かな。
23a, Swan Hill - (96年)The Artful Dodger
歌詞を読んでもよく分からないし、情報もない。タイトルはIan Hunterが昔住んでいた街の住所のようだ。曲調はBob Dylanのようなエレキも入るフォークロック。それなりにキャッチーでこのアルバムではよく聴く曲だ。アルバムは廃盤のようで残念だが、"Resuurection Mary"や"Now Is The Time"の静かな曲が素晴らしく、また"Skeletons (In Your Closet)" とボケたファンクがあったり後期Ian Hunterの作品では傑作だと思う。
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72年にDavid BowieがプロデュースしたAll the Young Dudes (すべての若き野郎ども)で有名な元Mott the Hoopleのリードシンガー。当然名曲だし、Mott the Hoople及びIan Hunterの名声やイメージを決定づけた運命の曲だと思う。ミディアムスローで時にゴスペル風のコーラスの入るちょっとセンチなバラードはMottやIanの定番となった。残念なのは、もう一方の魅力である1stをプロデュースしたGuy Stevensがバンドに示唆した”Rolling StonesをバックにしたBob Dylan”という側面があまり評価されていない事。もっさりしたハスキー声だがバック次第では切れ味抜群だ。鳥井賀句氏が指摘するように日本では正当に評価されていると思えない。(私は鳥井さんの記事を読んで感化された)コロンビアに移籍後David Bowieの作であるAll the Young Dudes (すべての若き野郎ども)でだけでMott The Hoople、Ian Hunterを評価するのは甚だ残念。QueenやDef Leppardの兄貴分でもある現役ロッカーだ。
Rock And Roll Queen – 69年「Mott the Hoople」
1969年に英国Island Recordより発表したシングル曲。Mick Ralphsの作曲だがStones的なギターリフにIanの喉を詰めたボーカルがのるルーズなロッカー。とはいえ69年作だとStonesでもスタイル確立期の「Let It Bleed」だからね。初期Stonesの"Miss Amanda Jones"あたりの影響を受けたのだろうか。不思議にStones的。Walkin' with A Mountain – 70年「Mad Shadows」
唄われる歌詞では”Jumping jack….”と繋がるので明らかにStonesへのオマージュ。Chuck Berryも入ったStonesの亜流的楽曲。少々もっさりしているが勢いがあって素晴らしい。(Mott解散後Mick Ronsonと組んだ「Welcome to the Club」では切れ味抜群の演奏を聴かせる)"All The Young Dudes"以降、Mottではあまり"早い"曲をやらないので貴重だ。Ian がこのアルバムを振り返り「聞き返したら、まじで恥ずかしかった」...だそうだ。でもこの曲はライブの定番。All the Young Dudes - 72年「All the Young Dudes」
David Bowieの曲だけにグラムロック期を象徴するアンセムだが、時代やカテゴリーを越えて聴かれる名曲。Clashの"All The Young Punks"というパンクからの返答歌もある。(Mick JonesはMottの大ファンだそうだ)Ian Hunterのライブでも定番だけに数々の名演やカバーがある。Bowieと共演したFreddie Mercuryの追悼コンサート、Ian双方の相棒ギタリストだったMick Ronsonの追悼コンサートでの演奏が印象的。作者Bowieがライブで歌ってるのも当然いい。でも長年ステージで歌い続けたIan Hunterの背負ったものにはかなわない。異色なカバーはOzzy Osborn。日本人アーティストが歌いまわしたMottoへのトリビュート(「Moth Poet Hotel」収録)もある。All The Way From Memphis – 73年「Mott」
Ianが弾くピアノがご機嫌なMottらしいロックンロール。アメリカツアーでギターが届かないトラブルを歌った喧騒曲。QueenのBrian Mayもカバーしている。Mick Ronsonを迎えたロスのRoxyでのライブ盤「Welcome To The Club」での演奏も切れがあっていいが、オリジナルのもっさりした感じも捨てがたい魅力がある。Golden Age Of Rock N' Roll – 74年「The Hoople」
74年のシングル曲。ライブではDon Mcleanの"American Pie"を一小節唄ってから始まる感動的なオープニング。しかし59年のBuddy Hollyの飛行機墜落事故死を示唆した、音楽が死んだ日と唄われる導入、一瞬の静寂の後、「え?そうのなの?紳士淑女の皆様。ロックンロール黄金時代...」だからね。オールドロックンロールへのオマージュと継承宣言でしょうか。スタジオ盤ではMorgan Fisherの弾くピアノのイントロがムードたっぷり。非常に好き位な曲だが、ブラス隊がいまいち古臭く響き、ギターの存在感のなさと技量には少々疑問がある。「Welcome to The Club」になると軽快なロックンロールになる。Once Bitten Twice a Shy(恨みつらみのロックン・ロール)- 「Ian Hunter」
Chuck Berryのロックンロールがストーンズを経てIan Hunterによって結実した形かな。女誑しのロッカーと尻軽女はロックの伝統でしょう。(タイトルはそういう意味かな)この手の歌詞はStonesの"Star Star"と相通じるのではないか。チャカポコ、バタバタしたリズム隊にMick Ronsonのギターが魅力的。Great White等のハードロック系のカバーもいくつかあるようだが聴く気がしない。Boy - 75年「Ian Hunter」
ストリングスも絡むとってもロマンチックでドラマチックなスロー。David Bowieの事を歌ってるらしい。グラムの時代を代表する"All The Young Dudes"と比較するには分が悪いが、とってもいい曲。Bob Dylanのようだ。
Cleveland Rock - 79年「You're Never Alone with a Schizophrenic」
原曲は"England Rock"だけど、ロックの殿堂のあるオハイオ州クリーブランドの事実上のアンセムだそうだ。E. Street Bandのリズム隊とキーボードにMick Ronsonがギターを務める。エナジー溢れる切れのいいロックンロール。演奏はバックがバックだけにBruce Springsteenを基調としているが、シンプルでポップな曲調にエナジーのタメと放出を見いだせるのはThe Whoを意識したのかも。間奏やシンセのバッキングやギターの鳴りに「無法の世界」からの影響が見受けられる。The Rock and Roll Hall of Fameの本拠地クリーブランドだけにロックの殿堂入りは時間の問題でしょう。デラックエディションのボーナスライブは「Welcome To The Club」よりいいかも。Central Park West- 81年「Short Back N' Sides」
N.Y.の喧騒と孤独を歌った、アルバムの1曲目に相応しいアップな曲に、Ianのぶっきらぼうな歌がのる。気持良い疾走感の曲。ニューウェーブぽい変な装飾音が気持ち悪いが、30年も前の曲に古臭いと言ってもねぇ。長年聴いてるので耳タコだが・・・・"waitresses give me coffee free"とシャウトする所が好きだ。リードギターはMick Ronsonだろうが、少々応援歌ぽい哀愁のギターのフレーズはイギリスの伝統。Old Record Never Die - 81年「Short Back N' Sides」
「Short Back N' Sides」のスローの決定版はこの曲。珠玉のバラード。レココレ等の曲紹介ですでに名曲の誉れ高い。確かにJohn Lennonの死に関連づけられたようだが、レコードで永遠に聴かれ続ける亡くなったロッカーへの普遍的な鎮魂歌。Ianには長生きしてほしい。
Women's Intuition - 90年「YUI Orta」
Mick Ronsonとの共作。女の直感?ベスト盤で初めて聴き、後になって再発された「YUI Orta」を購入した。Ian自身の解説では、Ian自身Stonesのファンであり、この曲も多分にStones的と言っている。リズム隊によるイントロ、ギターリフに重なるシングルノート、そしてIanの「Through the haze the mirror cries・・・」と歌いだし。かっこいい。しびれる。80年以降のStonesのような引き締まったロッカーである。キャッチーさは無いが、リフだけのギターソロやブレイクのアレンジ、ラフな男声コーラス等、長年IanやStonesを聴いているファンにはたまらない曲だと思う。このアルバムのプロモーション来日が中止になったんだよね。Dancing On The Moon - 96年「Dirty Laundry」
元The Dogs D'AmourのDarrell Bath、Sex PistolsのGlenn Matlock、The BoysのCasino Steel等、英国パンクの先輩思いの穏健派がバックを務めるルーズなロッカー。少々オドロしげで無気味な鳴りだが、リフレインや女声コーラスの装飾は結構POP。パンクぽくはない。むしろDogsやStones的。Stonesで言えば「VooDoo Launge」の"Love Is Strong"かな。23a, Swan Hill - (96年)The Artful Dodger
歌詞を読んでもよく分からないし、情報もない。タイトルはIan Hunterが昔住んでいた街の住所のようだ。曲調はBob Dylanのようなエレキも入るフォークロック。それなりにキャッチーでこのアルバムではよく聴く曲だ。アルバムは廃盤のようで残念だが、"Resuurection Mary"や"Now Is The Time"の静かな曲が素晴らしく、また"Skeletons (In Your Closet)" とボケたファンクがあったり後期Ian Hunterの作品では傑作だと思う。クリックしてね。
Keith Richards Solo Works [Rolling Stones]
Vintage Vinos - Keith Richards

Vintage Vinos発売からしばらく経ちますね。買いたいが「Talk is Cheap」「Live At the Hollywood Palladium」「Main Offender」の全てを持ってる身にはどうしようもない。ハリケーンだけじゃね。ちょっと納得いかない選曲だが、ファンなら買うしかない。しかしアルバムタイトルは渋い。バンドもExpensive Winosだしね。私の本業はワイン輸入業だから納得です。
1) Take it So Hard
2) Big Enough
3) You Don't Move Me
4) Struggle
5) Make No Mistake
6) Too Rude (live)
7) Time is on My Side (live) Vo.Sarah Dash
8) Happy (live)
9) Connection (live)
10) Wicked as it Seems
11) Eileen
12) Hate it When You Leave
13) Locked Away
14) Hurricane
私ならKeithのベストはこうあるべきと勝手にやってみよう。基準は3つ。
1. Keithがメインボーカルである事。
2. Stones名義の曲は選外とする。
3. カバー曲を含む。
本来ならばkeithがプロデュースしたチャック・ベリーの「Hail Hail Rock N' Roll」やWingless Angels等重要な作品はあるが、Keithのボーカリストとしての側面を強調したいため、選外としたい。同様にギタリストとして参加したMax RomeoやDirty Strangers等も選外とする。
1. Take It So Hard
2. You Don't Move Me
3. Struggle
4. Make No Mistake
5. Locked Away
6. Eileen
7. Key to the Highway
8. Still a Fool
9. Hickory Wind
10. Deuce and a Quarter
11. We Had It All
12. The Harder They Come
13. How I Wish
ボーナス曲
・Oh Lord, Don't Let Them Drop That Atomic Bomb On Me
1. Take It So Hard -88年「Talk Is Cheap」
Stonesの存亡の危機の時期に発売された初ソロアルバムから。当時モノクロのPVがテレビよく紹介されていたのを覚えている。ソロベストのオープニングはこの曲しかないだろう。結構いい曲だと思う。PVもサウンドもいいが、やはり主役Keithの唄いっぷりがいい。ギターソロも元ローニンに任してるしね。Youtubeはこちら。http://www.youtube.com/watch?v=GaFqhanha_I
2. You Don't Move Me -88年「Talk Is Cheap」
乾いたSteve Jordanのドラムがまず印象的。Mickへの辛辣な内容の曲。アコギとエレキの絡みがこんなにかっこいい曲があっただろうか。通受けする曲だと思っていたが、"How I Wish"を差し置いて"Vintage Vinos"に選曲されるのも納得。
3. Struggle -88年「Talk Is Cheap」
発売前だったが、原宿にあったStonesショップのギミー・シェルターの店内で流れてた。「Dirty Work」の延長上にあるギターにKeithの声がのった曲を聴いて、あまりの素晴らしさに感激し、その場に凍りついた。ギターのリフもリズム隊も素晴らしいグルーブを紡ぐ。Keithの渋い声がタフだ。分厚いグルーブで緊張感もある。StonesではないKeithの代表曲はこの曲だと思う。
4. Make No Mistake -88年「Talk Is Cheap」
メンフィス・ホーンズをバックにした本物のメンフィス・ソウル。P-FunkのBernie Worrelがオルガンを弾いている。Al Greenの"Let's Stick Together"を狙ったのだろう。KeithもSara Dashと気持ちよく唄っている。
5. Locked Away -88年「Talk Is Cheap」
カントリー・バラッド調の曲は後年のStonesのアルバムにも収録されるが、バイオリン、アコーディオンが哀愁を醸し出すなか、切ないKeithの声が素敵。
6. Eileen- 92年「Main Offender」
2ndソロアルバムから。イントロからしてKeithらしい軽快なロックンロール。このイントロもそうだがKeithと他のギタリストを画するのは、カッティングやリフにおける独特の間合い。なのに仕上がりはPOP。「Talk Is Cheap」収録の"How I Wish"と共にキャッチーさでは双璧。Youtubeはこちらから。http://www.youtube.com/watch?v=TX8zTvW50fY
7. Key to the Highway
Johnnie Johnson -「Johnnie B. Bad 」(1991)に収録。
Chuck BerryやChessを支えたPiano奏者の晩年のソロアルバムから。Muddy WaltersやB.B. King、Derek and the Dominosもやっているブルースのスタンダード。StonesではストレーナなブルースをKeith自身では唄わないので、この曲での苦み走ったボーカルは新鮮。
8. Still a Fool
Hubert Sumlin - 「About Them Shoes」 (2004) に収録。
Muddy Watersの曲。Howlin Wolf を支えた名ギタリストの晩年アルバムにゲスト参加。Stonesにも因縁のある"Rolling Stone"の続編のような曲。Keithの声は一部苦しい所はあるが終始安定している。Johnnie Johnsonのアルバムで客演した"Key To the Highway"もそうだが、Keithがブルースを演じると気張った感じもなく、オリジナルのおどろおどろしが自然にでるのが不思議だ。Erick ClaptonやMickが演じてもこうはならないだろう。もしブルースから一曲選曲ならばこの曲。やはり名演。
9. Hickory Wind-Return to Sin City: A Tribute to Gram Parsons (2004)
魂の兄弟Gram PersonsへのトリビュートライブのDVDから。Norah Jonesとデュエットでグラムの名曲を唄う。こんなに感動的な曲だったとは。はっきり言って名演。ライブなので反則気味だがしょうがない。Youtubeはこちらから。http://www.youtube.com/watch?v=kh09Vw0XgVw
10. Deuce and a Quarter
Scotty Moore/DJ Fontana (featuring Keith Richards) - 「All the King's Men」 (1997)
エルビスを支えたギタリストのトリビュートアルバムから。The BandのLevon Helmとボーカルを分け合っている。軽快なカントリーロック。
11. We Had It All-Bootleg
オリジナルはスワンプ系職人Donnie Fritts の「Prone To Lean 」収録曲。オリジナルもいいがRay Charles、Bobby Newworthも名演を残している。だがKeithバージョンも負けていない。カントリー風味のサザンソウル。Willie Nelsonの「Stars & Guitars」にもゲストで演奏をしているが、Stonesのアウトテイクで広く親しまれているバージョンから紹介。Youtubeはこちらから。http://www.youtube.com/watch?v=mTgnX4LV1gU
12. The Harder They Come
Keithのソロシングル「Run Run Rudolf」のB面曲。Jimmy Cliff がオリジナルのレゲエの金字塔をカバー。Joe Strummerもカバーしている。「Main Offender」の"Words Of Wonder"でもいいのだが、やはりこの曲が好きだ。Stonesなら"Too Rude"ではなくトロピカルな"You Don't Have To Mean It"を選びたい。
13. How I Wish -「Talk Is Cheap」
とても愛らしい歌詞。ベストに収録するには可愛らしすぎるかもしれない。イントロから終盤まで、求愛一直線の勢いが素晴らしい。一瞬登場するPatti Scialfa(Bluce Springsteenの奥方)のコーラス、ピアノの弾みもすごくPOPだ。
・Oh Lord, Don't Let Them Drop That Atomic Bomb On Me
91年「Weird Nightmare」から
The KinksのRay DaviesがプロデュースしたJAZZの巨人Charles Mingusのドキュメンタリーから。Keithがボーカルとギターで参加した曲。管は入るがブルース。このような曲は今後まとめて欲しい。珍しいけど選外かな。
クリックしてね。

Vintage Vinos発売からしばらく経ちますね。買いたいが「Talk is Cheap」「Live At the Hollywood Palladium」「Main Offender」の全てを持ってる身にはどうしようもない。ハリケーンだけじゃね。ちょっと納得いかない選曲だが、ファンなら買うしかない。しかしアルバムタイトルは渋い。バンドもExpensive Winosだしね。私の本業はワイン輸入業だから納得です。
1) Take it So Hard
2) Big Enough
3) You Don't Move Me
4) Struggle
5) Make No Mistake
6) Too Rude (live)
7) Time is on My Side (live) Vo.Sarah Dash
8) Happy (live)
9) Connection (live)
10) Wicked as it Seems
11) Eileen
12) Hate it When You Leave
13) Locked Away
14) Hurricane
私ならKeithのベストはこうあるべきと勝手にやってみよう。基準は3つ。
1. Keithがメインボーカルである事。
2. Stones名義の曲は選外とする。
3. カバー曲を含む。
本来ならばkeithがプロデュースしたチャック・ベリーの「Hail Hail Rock N' Roll」やWingless Angels等重要な作品はあるが、Keithのボーカリストとしての側面を強調したいため、選外としたい。同様にギタリストとして参加したMax RomeoやDirty Strangers等も選外とする。
1. Take It So Hard
2. You Don't Move Me
3. Struggle
4. Make No Mistake
5. Locked Away
6. Eileen
7. Key to the Highway
8. Still a Fool
9. Hickory Wind
10. Deuce and a Quarter
11. We Had It All
12. The Harder They Come
13. How I Wish
ボーナス曲
・Oh Lord, Don't Let Them Drop That Atomic Bomb On Me
1. Take It So Hard -88年「Talk Is Cheap」
Stonesの存亡の危機の時期に発売された初ソロアルバムから。当時モノクロのPVがテレビよく紹介されていたのを覚えている。ソロベストのオープニングはこの曲しかないだろう。結構いい曲だと思う。PVもサウンドもいいが、やはり主役Keithの唄いっぷりがいい。ギターソロも元ローニンに任してるしね。Youtubeはこちら。http://www.youtube.com/watch?v=GaFqhanha_I 2. You Don't Move Me -88年「Talk Is Cheap」
乾いたSteve Jordanのドラムがまず印象的。Mickへの辛辣な内容の曲。アコギとエレキの絡みがこんなにかっこいい曲があっただろうか。通受けする曲だと思っていたが、"How I Wish"を差し置いて"Vintage Vinos"に選曲されるのも納得。
3. Struggle -88年「Talk Is Cheap」
発売前だったが、原宿にあったStonesショップのギミー・シェルターの店内で流れてた。「Dirty Work」の延長上にあるギターにKeithの声がのった曲を聴いて、あまりの素晴らしさに感激し、その場に凍りついた。ギターのリフもリズム隊も素晴らしいグルーブを紡ぐ。Keithの渋い声がタフだ。分厚いグルーブで緊張感もある。StonesではないKeithの代表曲はこの曲だと思う。
4. Make No Mistake -88年「Talk Is Cheap」
メンフィス・ホーンズをバックにした本物のメンフィス・ソウル。P-FunkのBernie Worrelがオルガンを弾いている。Al Greenの"Let's Stick Together"を狙ったのだろう。KeithもSara Dashと気持ちよく唄っている。
5. Locked Away -88年「Talk Is Cheap」
カントリー・バラッド調の曲は後年のStonesのアルバムにも収録されるが、バイオリン、アコーディオンが哀愁を醸し出すなか、切ないKeithの声が素敵。
6. Eileen- 92年「Main Offender」
2ndソロアルバムから。イントロからしてKeithらしい軽快なロックンロール。このイントロもそうだがKeithと他のギタリストを画するのは、カッティングやリフにおける独特の間合い。なのに仕上がりはPOP。「Talk Is Cheap」収録の"How I Wish"と共にキャッチーさでは双璧。Youtubeはこちらから。http://www.youtube.com/watch?v=TX8zTvW50fY 7. Key to the Highway
Johnnie Johnson -「Johnnie B. Bad 」(1991)に収録。
Chuck BerryやChessを支えたPiano奏者の晩年のソロアルバムから。Muddy WaltersやB.B. King、Derek and the Dominosもやっているブルースのスタンダード。StonesではストレーナなブルースをKeith自身では唄わないので、この曲での苦み走ったボーカルは新鮮。8. Still a Fool
Hubert Sumlin - 「About Them Shoes」 (2004) に収録。
Muddy Watersの曲。Howlin Wolf を支えた名ギタリストの晩年アルバムにゲスト参加。Stonesにも因縁のある"Rolling Stone"の続編のような曲。Keithの声は一部苦しい所はあるが終始安定している。Johnnie Johnsonのアルバムで客演した"Key To the Highway"もそうだが、Keithがブルースを演じると気張った感じもなく、オリジナルのおどろおどろしが自然にでるのが不思議だ。Erick ClaptonやMickが演じてもこうはならないだろう。もしブルースから一曲選曲ならばこの曲。やはり名演。9. Hickory Wind-Return to Sin City: A Tribute to Gram Parsons (2004)
魂の兄弟Gram PersonsへのトリビュートライブのDVDから。Norah Jonesとデュエットでグラムの名曲を唄う。こんなに感動的な曲だったとは。はっきり言って名演。ライブなので反則気味だがしょうがない。Youtubeはこちらから。http://www.youtube.com/watch?v=kh09Vw0XgVw10. Deuce and a Quarter
Scotty Moore/DJ Fontana (featuring Keith Richards) - 「All the King's Men」 (1997)
エルビスを支えたギタリストのトリビュートアルバムから。The BandのLevon Helmとボーカルを分け合っている。軽快なカントリーロック。11. We Had It All-Bootleg
オリジナルはスワンプ系職人Donnie Fritts の「Prone To Lean 」収録曲。オリジナルもいいがRay Charles、Bobby Newworthも名演を残している。だがKeithバージョンも負けていない。カントリー風味のサザンソウル。Willie Nelsonの「Stars & Guitars」にもゲストで演奏をしているが、Stonesのアウトテイクで広く親しまれているバージョンから紹介。Youtubeはこちらから。http://www.youtube.com/watch?v=mTgnX4LV1gU12. The Harder They Come
Keithのソロシングル「Run Run Rudolf」のB面曲。Jimmy Cliff がオリジナルのレゲエの金字塔をカバー。Joe Strummerもカバーしている。「Main Offender」の"Words Of Wonder"でもいいのだが、やはりこの曲が好きだ。Stonesなら"Too Rude"ではなくトロピカルな"You Don't Have To Mean It"を選びたい。13. How I Wish -「Talk Is Cheap」
とても愛らしい歌詞。ベストに収録するには可愛らしすぎるかもしれない。イントロから終盤まで、求愛一直線の勢いが素晴らしい。一瞬登場するPatti Scialfa(Bluce Springsteenの奥方)のコーラス、ピアノの弾みもすごくPOPだ。
・Oh Lord, Don't Let Them Drop That Atomic Bomb On Me
91年「Weird Nightmare」から
The KinksのRay DaviesがプロデュースしたJAZZの巨人Charles Mingusのドキュメンタリーから。Keithがボーカルとギターで参加した曲。管は入るがブルース。このような曲は今後まとめて欲しい。珍しいけど選外かな。クリックしてね。
Emotional Rescue [Rolling Stones]
Emotional Rescue

1. Dance, Pt.1 (Jagger/Richards/Ronnie Wood)
2. Summer Romance
3. Send It to Me
4. Let Me Go
5. Indian Girl
6. Where the Boys Go
7. Down in the Hole
8. Emotional Rescue
9. She's So Cold
10. All About You
Dance, Pt.1 (Jagger/Richards/Ronnie Wood)
Ronnieが初の作曲クレジットを獲得。Ronnieの弾いたリフにMickが食いつき、曲として発展したらしい。タイトルの”Dance”とあるように単純に聴いて踊れる曲を作ろうというアイデアだそうだ。当初はギターリフを中心にコーラスが入ってもボーカルは、ミニマムなインストを想定していたが、ミックスを変える試行錯誤の結果、Mickのボーカルの入る現行バージョンが収録されることになった。「Sucking In The Seventies」に収録された"If I Was A Dancer (Dance Pt. 2)"は、その中の没バージョン。私は現行のバージョンを聴きなれているため、一番しっくりくる。前作「Some Girls」一曲目”Miss You”と同じくダンス曲なのだが、"Miss You"はベースのグルーブ気持ちよく持続する。しかもハーモニカの絡みもいやらしく曲の完成度は高い。一方こちらの方はリズムもドスドス、ゴツゴツしているし、しかもベースのバランスが悪いのかグルーブが持続しない。(聞こえなくなる時がある)多分ロニーだろが、ギターのフレーズは気が利いているのだが、妙に隙間が多い。Keithのコーラス?レゲエ流の掛け声は男臭いくてよい。全体的にラフなのだが、このラフさがStones流でいいのだ。Charlieは本当にドラムを叩いてるのでしょうか?
2. Summer Romance
Eddie Cochranの"Summertime Blues" へのオマージュだそうだ。歌詞を読むと、おカネやら父さん母さんやら"Summertime Blues"の後日談のような個所もある。
3. Send It to Me
Mick主導のレゲエ。
4. Let Me Go
ストーンズ流ロックンロール。女誑しの性悪男が悪態をつきながら女から逃げる典型的なMickの歌詞。Mickの二重唱のうち、メインラインは冷静だが、裏ではき捨てる歌唱が男臭い。だが妙になよったりするのでオカマぽくもある。時たま登場する"Hey!"なんて掛声、ギターのゴリゴリしたリフも男臭い。Charlieのドラムは途中ブレーキをかけるし、決して早いテンポは速くないが、しぶといスピード感がある。コンパクトにまとまったポップな曲だと思う。個人的には相当好きな曲。ネットで検索してもあまり詳しい情報がない。人気の無い曲なのでしょうか。Still Lifeにも収録されているので、ライブ受けする、典型的なStones調の自信曲だと思うのだが。
5. Indian Girl
ペダルスティーギターも入るカントリーぽい曲調にマリアッチ風管楽器が哀愁をさそう。親しみやすいメロディだが、コロンビア内戦に翻弄される可愛そうな女の子の歌。
6. Where the Boys Go
7. Down in the Hole
8. Emotional Rescue
9. She's So Cold
「Video Rewind」に収録されたプロモーション・ビデオが好きだ。でも冷静に見ると結構だらだらしてる。Mickのテンションは高いが、やたらカメラに近い。2.21秒頃の膝クネクネ・ダンスは、キモかっこいい。Mickのノド輪攻撃はRonnieへの制裁なのか。ビデオの演出上、冷蔵庫の中での演奏なので、白い空間での演奏がとてもクール。左右に振り分けられたリードなのかリズムなのか役割のはっきりしない硬質なギターもクールとしか言いようがない。Ronnie加入後、Keithとのギターの関係はこの曲に極まったと思う。(以降Ronnieの役割はどんどん減少する)Billのベースはよく弾んでホット。だが主役はクールに熱くなるMickだ。"She Was Hot"はこの曲の続編なのかな。
このアルバムの主要な部分は、カリブ海のコンパスポイント・スタジオでの録音。同スタジオで録音されたGrace Jonesの80年のシングル曲"Love Is Drug"(ロキシーのカバー)を聴いてはっとした。音空間の感触が同じで、イントロから曲調、フレーズもよく似ている。これがコンパスポイントの音なのか。
10. All About You
Keithの唄うバラード。名曲の誉れも高い。内容を理解して聞くと味わいも増す。

1. Dance, Pt.1 (Jagger/Richards/Ronnie Wood)
2. Summer Romance
3. Send It to Me
4. Let Me Go
5. Indian Girl
6. Where the Boys Go
7. Down in the Hole
8. Emotional Rescue
9. She's So Cold
10. All About You
Dance, Pt.1 (Jagger/Richards/Ronnie Wood)
Ronnieが初の作曲クレジットを獲得。Ronnieの弾いたリフにMickが食いつき、曲として発展したらしい。タイトルの”Dance”とあるように単純に聴いて踊れる曲を作ろうというアイデアだそうだ。当初はギターリフを中心にコーラスが入ってもボーカルは、ミニマムなインストを想定していたが、ミックスを変える試行錯誤の結果、Mickのボーカルの入る現行バージョンが収録されることになった。「Sucking In The Seventies」に収録された"If I Was A Dancer (Dance Pt. 2)"は、その中の没バージョン。私は現行のバージョンを聴きなれているため、一番しっくりくる。前作「Some Girls」一曲目”Miss You”と同じくダンス曲なのだが、"Miss You"はベースのグルーブ気持ちよく持続する。しかもハーモニカの絡みもいやらしく曲の完成度は高い。一方こちらの方はリズムもドスドス、ゴツゴツしているし、しかもベースのバランスが悪いのかグルーブが持続しない。(聞こえなくなる時がある)多分ロニーだろが、ギターのフレーズは気が利いているのだが、妙に隙間が多い。Keithのコーラス?レゲエ流の掛け声は男臭いくてよい。全体的にラフなのだが、このラフさがStones流でいいのだ。Charlieは本当にドラムを叩いてるのでしょうか?
2. Summer Romance
Eddie Cochranの"Summertime Blues" へのオマージュだそうだ。歌詞を読むと、おカネやら父さん母さんやら"Summertime Blues"の後日談のような個所もある。
3. Send It to Me
Mick主導のレゲエ。
4. Let Me Go
ストーンズ流ロックンロール。女誑しの性悪男が悪態をつきながら女から逃げる典型的なMickの歌詞。Mickの二重唱のうち、メインラインは冷静だが、裏ではき捨てる歌唱が男臭い。だが妙になよったりするのでオカマぽくもある。時たま登場する"Hey!"なんて掛声、ギターのゴリゴリしたリフも男臭い。Charlieのドラムは途中ブレーキをかけるし、決して早いテンポは速くないが、しぶといスピード感がある。コンパクトにまとまったポップな曲だと思う。個人的には相当好きな曲。ネットで検索してもあまり詳しい情報がない。人気の無い曲なのでしょうか。Still Lifeにも収録されているので、ライブ受けする、典型的なStones調の自信曲だと思うのだが。
5. Indian Girl
ペダルスティーギターも入るカントリーぽい曲調にマリアッチ風管楽器が哀愁をさそう。親しみやすいメロディだが、コロンビア内戦に翻弄される可愛そうな女の子の歌。
6. Where the Boys Go
7. Down in the Hole
8. Emotional Rescue
9. She's So Cold
「Video Rewind」に収録されたプロモーション・ビデオが好きだ。でも冷静に見ると結構だらだらしてる。Mickのテンションは高いが、やたらカメラに近い。2.21秒頃の膝クネクネ・ダンスは、キモかっこいい。Mickのノド輪攻撃はRonnieへの制裁なのか。ビデオの演出上、冷蔵庫の中での演奏なので、白い空間での演奏がとてもクール。左右に振り分けられたリードなのかリズムなのか役割のはっきりしない硬質なギターもクールとしか言いようがない。Ronnie加入後、Keithとのギターの関係はこの曲に極まったと思う。(以降Ronnieの役割はどんどん減少する)Billのベースはよく弾んでホット。だが主役はクールに熱くなるMickだ。"She Was Hot"はこの曲の続編なのかな。
このアルバムの主要な部分は、カリブ海のコンパスポイント・スタジオでの録音。同スタジオで録音されたGrace Jonesの80年のシングル曲"Love Is Drug"(ロキシーのカバー)を聴いてはっとした。音空間の感触が同じで、イントロから曲調、フレーズもよく似ている。これがコンパスポイントの音なのか。
10. All About You
Keithの唄うバラード。名曲の誉れも高い。内容を理解して聞くと味わいも増す。
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